手術後のキズ跡に塗ると良いクリームは?
手術後の傷跡の固さを改善するのに、良いオイルがあります。
ズバリ!
バイオイル!!
色々試しましたが、現時点では、これが良いようです。
(ユニオン・スイス社という会社が開発したようですが、有名なので大体どこの薬局にも置いています。)
良く伸びるので一回買うと数ヶ月くらい持ちますし、程よい”粘度”もあります。
高価なクリームも色々と試しましたがこれが一番キズ跡の色が早く薄くなるとようです。
成分は、ビタミンAとEラベンダー・ローズマリー・カモミール・トウキンセンカエキス、に特製のピュアセリンオイルというものが配合されていますね。
手術後のキズ跡の痛みの表面と奥
お腹の手術後の傷跡周りに重苦しい感じやツッパリを感じる場合
「奥の方に感じる」パターンと、「表面に感じる」パターンがあります。
→またその感覚も「ズーンと重く感じる場合」と「ピリピリ感じる」などいくつかに分けられます。
奥に感じるパターンの場合は、なるべく細めの鍼を使って(0番~1番鍼など)
ゆっくりとそこの硬結を逃がさないように、しっかりと捉えながら緩めていきます。
そして表面に感じる場合は皮膚に水平に打っていくようにすると良いようです。
(かなり、これは「テクニック」がいります。とにかく傷が固いのに対して、細い鍼なので。)
考えてみれば、こういった事は当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
(でも「他の鍼灸院でやって貰った時は、こんな風に効果出なかった!」っておっしゃる方が結構来るんです。)
本日も、そういった症状をお持ちの方がいらっしゃいましたが
鍼を打った直後に「まったくお腹の奥に痛みが出ないです!」とビックリして頂けました。
良かったです、本当に。
次回は皮膚表面の痛みを取りましょう!
手術後の傷跡に関連した痛みへの鍼治療について
手術後のキズ跡を押して痛い場合
手術後のキズ跡を押して痛い場合、そこには必ず癒着があります。鍼で治療すると、柔らかくなって、押した時の痛みも消えます。
当院では特注の30番の鍼を使います。これが本当に良く効くのです。
全て職人さんの手作りなので、非常に高価で一般の鍼灸院で使用する鍼の30倍くらいの値段します。)
ちなみに傷周りが柔らかく解れてくると、一見関係ないような腰痛や肩こりまで改善されてしまいます。
→これが当院が「手術跡の辛さや引き攣れを研究するきっかけになった理由」の1つです。
(もう一つは私自身が「ゆちゃくによって酷く苦しんだ」過去を持つ事です。)
傷跡は、オペ直後だけでなくそれから数年後、数十年後経ってから様々な症状を引き起こす誘因になります。
是非、違和感を感じていらっしゃる方は、今は何ともなくても治療されることをお勧めいたします。
手術後の傷跡に関連した痛みへの鍼治療について