帝王切開後の傷口の癒着について
下腹部を「縦」に切る方法と「横」に切る方法があるのですが、水着を着たり下着から傷口が見えないようにとの配慮から、横に切開する方法を取られるケースが多いようです。
この場合、見かけ上は良いのですが、東洋医学的な経絡(生命エネルギーの通り道)の観点から言えば、人体の重要な経絡は主に「縦」に流れていますので、横に切断してしまいますと、それらが寸断される事になってしまいます。
すると、手術直後は良くても何年か経った時に、思わぬ部分に辛い症状が出て悩まれる方が多いようです。
(腰痛や膝痛、首の痛みなど。離れた部分の痛みが傷口に鍼灸治療を施す事によって、なぜか改善されていく現象には毎回ビックリさせられます。)
傷口が茶色くなられる方もいらっしゃいますが、その場合は当院特製の「炭のお灸(棒灸)」で数ヶ月~半年ほどで白くなっていくようです。