手術後のつっぱり感について
これは皮膚の表面が突っ張る場合と、奥で引き攣れる場合とがあります。
組織が切断された後は、再生時にくっつく(癒着する)のですが、その部分が硬化して組織変性を起こします。
(傷口にカサブタが出来るのと同じです。)
小さなカサブタなら、放っておけばそのうちに流れていってしまうのですが、傷口が大きい場合にはそれが長い間、残ってしまう事があります。
(場合によっては、数年、数十年単位で癒着が起こります。自然に治る事はあまり無いようです。冷えたりすると悪化します。またストレス状態によっても影響を受けます。)
これが手術後のつっぱり感の原因です。
表面の皮膚の癒着なら結合織マッサージなどの特殊なマッサージ法で、良くなる事もありますが、深部のツッパリ感の場合は、鍼灸治療でダイレクトに「その部分」に物理的にアプローチして、癒着を剥がす必要があります。
詳しくは当院までメールにてご連絡後に、直接ご来院頂いて突っ張りを感じる患部をお見せ頂ければと存じます。